「あいつを殺す」警察がメモ発見し口頭注意…9日後に大東市のスーパーで元妻刺殺、80歳元夫を逮捕

大阪・大東市のスーパーで女性が包丁で刺されて死亡し、元夫が逮捕された事件で、事件前、元夫の自宅を訪れた警察官が、「あいつを殺す」などと書かれたメモを見つけ、口頭で注意していたことがわかりました。 報告・下内 寛人 記者 「事件から一夜明けた現場のスーパーです。18日の朝9時から営業を再開したということで、店内には客の姿もあります」 スーパーの常連客 「ここらへんは、事件は何もない。初めて恐怖を感じました」 事件は、17日午後2時ごろ、夕食の食材を買いに来る客でにぎわっていたスーパーの店舗内で起きました。 110番通報の内容 「人が包丁で刺された」 警察によりますと、従業員の押方久美子さん(66)が、刃渡り21センチの文化包丁で腹を刺されていて、病院に搬送されましたが、その後、死亡。 警察は、元夫で無職の押方美俊容疑者(80)を現行犯逮捕しました。 店内のカメラなどによりますと、久美子さんは当時、陳列棚で作業していましたが、突然、押方容疑者が小走りで近づき、久美子さんの腹部を包丁で刺したということです。 はずみで包丁は一度床に落ちましたが、押方容疑者は拾って、さらに襲いかかったということです。 元夫婦だったという2人。事件の9日前には、押方容疑者が警察にこんな通報をしていました。 押方容疑者の通報の内容 「元妻から食事に接着剤を入れられる」 しかし、警察官が自宅を訪れても、その事実は確認されませんでした。 代わりに、自宅からは驚きのメモが見つかりました。 押方容疑者のメモの内容 「俺を殺す気や。だから、あいつを殺す」 報告・下内 寛人 記者 「メモを見つけた警察官が口頭で注意したところ、押方容疑者は『すみません、このようなことはしないので安心してください』と話したということです」 警察は、久美子さんからも事情を聞きましたが、「夫は認知症の疑いがあるがトラブルはない」と説明。警察が念のため、居場所を隠す「秘匿避難」も提案しましたが、断ったということです。 そんな中で起きた今回の事件。押方容疑者は調べに対し、容疑を認めていて、警察が詳しいいきさつを調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加