警察官を装う特殊詐欺事件で、愛媛県松山市の高齢者の自宅に現金を取りに来た現行犯でマレーシア人の男が18日に逮捕されました。男はメガネタイプの特殊なカメラ装置をつけ、上役に現場の状況などを伝えていたと見られています。 詐欺未遂の現行犯で逮捕されたのは、住所不明・自称ポーカープレイヤーのマレーシア人の男(34)です。 警察の調べによりますと、男は共謀者と今年9月上旬から17日までの間、警視庁の警察官などを装い、松山市内の女性(70代)に犯罪の関与と資金調査をSNSででっち上げ、18日午前9時40分頃に現金168万円を玄関先に置かせてだまし取ろうとしました。 女性は口止めされていたものの、不安に思って警察にやり取りの内容を警察に相談。警察官が女性の自宅の現場に張り込み、現れた男を取り押さえました。 男は現場で、小型カメラやマイクなどがついたメガネタイプのウェアラブルカメラを装着していて、上役から指示を受けたり現場の映像を伝えていたりしていたと見られます。 男は現金を受け取る「受け子」と見られ、容疑の認否は明らかにされていません。 警察は余罪を調べるとともに、犯行グループの解明を進めます。