仮想通貨と現金交換する「相対屋」 人材派遣会社代表ら逮捕 詐欺被害金マネロン疑い

SNS型投資詐欺の被害金をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、警視庁などの合同捜査本部は組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで、人材派遣会社「Weather」(大阪府泉佐野市)代表、田中慶佑容疑者(36)=和泉市肥子町=ら男女3人を逮捕した。同社も同法違反容疑で書類送検する方針。警視庁犯罪収益対策課によると、田中容疑者らは無登録で暗号資産(仮想通貨)と現金を交換する「相対屋」として詐欺グループから依頼を受け、SNS型投資詐欺の被害金をビットコインやテザーといった複数の仮想通貨に交換し、ブローカー(仲介役)を通じて詐欺グループに渡した疑いがある。合同捜査本部は仲介役として同容疑で東京都中央区勝どきの職業不詳、渋谷優介容疑者(45)ら男3人も逮捕した。田中容疑者らは令和6年2~3月の間、15都道府県の30人がだまし取られた被害金を含む計約9100万円を洗浄したとみられる。6人の逮捕容疑は6年2月、何者かと共謀して詐欺の被害金を含む440万円を複数の仮想通貨に交換するなどして、犯罪収益を隠したとしている。

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