同業他社のシステムから不正に得た顧客情報を使って客に営業したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は8日、いずれも通信サービス代理店「オフィシャル」(埼玉県所沢市)社員の女性(38)と男性(40)を不正アクセス禁止法違反と不正競争防止法違反(営業秘密取得・使用)容疑で逮捕したと発表した。 逮捕容疑は2025年10月と26年2月、競合他社の顧客専用サイトに不正にログインし、顧客の契約情報を閲覧して自社の営業に使ったとしている。いずれも容疑を認めている。 警視庁によると、2人は他社の顧客名簿を入手。顧客に電話をかけて生年月日を聞き出し、専用の「マイページ」に無断でログインしていた。契約内容を閲覧したうえで顧客に「うちに乗り換えれば安くなる」と持ちかけ、3月までの3年間で2500件分の契約を解除させたとみて調べている。【洪玟香】