高校生らバスチーユ広場に終結 仏の抗議運動収束の気配見られず

パリ、フランス、10月9日 (AP) ー フランス全土で続く抗議運動が収束の気配を見せない中、パリ北東部では8日、高校生らがゴミ箱を用いて校舎をバリケード封鎖し、その後警察が催涙スプレーを使用して突入した。 パリのエレーヌ・ブーシェ高校は、首都における衝突の焦点となっており、8日に混乱が生じた数百校の一つ。フランス国内では同日後半、パリのバスティーユ広場での集会を含め、高校生の運動を支持する少なくとも数件のデモが予定されていた。 学生たちが学校に集結する中、機動隊が脇道に待機した。多くの抗議参加者は、身元特定を避けるためか、マスクやパーカを着用していた。 内務省によると、18歳未満が中心の学生たちが教育予算の増額を求めて抗議活動を開始した9月下旬以降、警察は6600人以上の逮捕者を出している。教育省は、8日に375校が完全あるいは部分的に閉鎖されたと発表した。 学校の閉鎖数は5日と比較して減少したものの、任期満了を迎えるマクロン大統領の政府に対する圧力は高まり続けている。教育機関への予算不足に抗議する動きには、老朽化した施設や慢性的な人員不足に悩む多くの学校関係者だけでなく、抗議運動の目的とは関係のないトラブルメーカーや労働組合、政治団体なども引き寄せられている。(日本語翻訳・編集 アフロ)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加