「逆にラッキーだと思った」店に車ぶつけられたホルモン店主、顔を晒さず「AIイラスト」で探した理由

「晒さずに解決できたら、同じようにやってくれる人が出てくるんじゃないかと思ったんです」静岡県浜松市で、卸と小売を手がけるホルモン専門店「ホルモンの店 岩田屋」。3代目で代表をつとめる廣野早欧理さん(48)は、今年7月、店の柱に車をぶつけられた。店内の防犯カメラには、当事者とみられる男性客の姿が映っていた。それでも廣野さんは、その映像をSNSには出さなかった。代わりに使ったのは、AIで作ったイラスト。しかも顔の部分はカットした。事故やトラブルが起きた際、被害者が相手の顔や映像をネットに公開し、「特定」を呼びかける光景は珍しくない。しかし、廣野さんはそうした「晒し」とは別の道を選び、1カ月余りで相手にたどり着いた。なぜ顔を晒さなかったのか。そして、どうやって相手を見つけたのか。その経緯と思いを聞いた。(弁護士ドットコムニュース編集部・塚田賢慎)

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