島根県浜田市の自動車専用道路を逆走し、対向車と衝突して車両が炎上した今年5月の事故で、逆走した車を運転していた男を、島根県警が危険運転致傷の疑いで書類送検していたことが分かりました。今年5月23日未明、事故があったのは島根県浜田市竹迫町を通る自動車専用道路「浜田道路」です。警察や消防によりますと、5月23日の午前4時ごろ、「車同士の衝突事故があった」と近くを通りかかった車両から119番通報がありました。高速道路交通警察隊によりますと、浜田市に住む無職の72歳の男が運転する軽乗用車が、浜田道路の下り線を逆走し、対向してきた軽乗用車と衝突。双方の車両が炎上しました。この事故で、逆走した軽乗用車を運転していた男が胸や腹を打って軽傷。対向車に乗っていた浜田市の夫婦が重軽傷を負いました。警察によりますと、認知症などの病気の可能性も視野に入れながら慎重に捜査を進めた結果、過失ではなく故意に逆走した疑いが強まったということです。男は警察の調べに対し、「自動車専用道路を逆走して交通事故を起こし、相手にけがを負わせたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。この事件では、男を逮捕せず任意で捜査を進めていましたが、逆走事案として社会的関心が高く、適用した罪名も重いことから、事故防止への注意喚起も含めて公表したとしています。一方、男がどこから逆走したのかや、逆走に至った経緯については、公判前であることを理由に明らかにしていません。