被告側は無罪を主張 国道に置き去りは争わず 国道置き去り殺人事件 初公判

2024年、交際相手の女性を国道に置き去りにし、タクシーにひかせたとして殺人の罪に問われている男の初公判が19日開かれ、男は無罪を主張しました。殺人の罪で起訴されているのは宜野湾市の建設作業員古謝勝也被告33歳です。古謝被告は2024年1月、アルコールの影響で自力で歩けなくなっていた当時58歳の交際相手の女性を、宜野湾市の国道に置き去りにしてタクシーにひかせ、殺害したとして殺人の罪に問われています。19日、那覇地裁で開かれた初公判で古謝被告は、女性を国道まで引きずって放置したことは争わないとしたものの、殺意はなく殺人の実行行為を行っていないとして無罪を主張しました。一方、検察側は、事件後、古謝被告は知人に対し「僕が殺(あや)めてしまった人をばれたらだめだって」「自分がやったんで」などと話していたことを指摘しました。裁判は10月29日に結審し、11月20日に判決が言い渡される予定です。――ここで事件を振り返ります2024年1月、古謝被告と被害者の女性は酒を飲んだ後、宜野湾市の国道58号沿いに移動しました。その後、女性は車道に置き去りにされ、タクシーにはねられて死亡しました。当初は交通事故とみられていましたが、およそ2週間後に古謝被告が逮捕されました。この裁判で被告が被害者を引きずり、道路に放置して立ち去ったことについては、弁護側・検察側ともに争いはありません。争点は3つです。このうち一つは被告の行為が殺人罪にあたる危険な行為だったかどうかです。検察は相応の車両が通行し車にひかれて死ぬ危険性が高い行為だとしたのに対し、弁護側は交通量は多くなく危険性のある行為とは言えないと争っています。10月23日には被告人質問が行われ、当時の詳しい状況などについて双方から質問される予定です。

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