県内で特殊詐欺の被害が相次いでいます。県警は奈良市で2件あわせて8100万円相当の詐欺被害が発生したと発表しました。 県警によりますと9月、奈良市に住む70代の女性に、郵便局員を名乗る男から「あなた名義の荷物の中に違法な睡眠薬が入っていました」と、うその電話があったといいます。その後女性は、警察官を名乗る男などから「あなたの口座に特殊詐欺の資金が流れている」「身の潔白を証明するには捜査に協力してください」などと言われ、現金1700万円と外国通貨約27万円相当を紙袋に入れ、自宅の門の前に置くよう指示され従ったところ、だまし取られたということです。この後女性宛てに「逮捕状」や「受領書」と書かれた書類が届いたため、女性は信じ込み、その後も指示に従って金塊約900グラム、時価約2152万円相当や現金約650万円をだまし取られたということです。 また、奈良市に住む別の70代の女性も2026年4月から8月にかけて、同様の手口の詐欺で約3596万円相当の暗号資産をだまし取られる被害にあいました。県警によりますと、2026年はニセ警察官やSNSを通じた詐欺が増えているといい、防犯電話やアプリを使用するなど注意を呼びかけています。