警察官をかたる男たちにだまされた青森県内の80歳代の女性が、現金590万円と18金のネックレス9本(時価合計約50万円相当)をだまし取られる特殊詐詐の被害に遭いました。警察によりますと、先月29日ごろ、女性の自宅の固定電話に警視庁の職員を名乗る男から電話があり、「麻薬容疑で逮捕した者があなた名義のキャッシュカードを持っている」「あなたの口座がマネーロンダリングに利用されている」などと言われました。女性は連絡先として携帯電話番号を教えました。その後、検事を名乗る男から携帯電話に電話があり、「資産の特別調査がある」「定期預金などを全部解約して、現金などの資産を一時預かる」「調査のあとに返す」などと言われたということです。女性は定期預金を解約するなどして、現金590万円とネックレス9本を準備しました。今月16日、検事を名乗る男から「これから自宅に行って資産を回収する」「資産を全部紙袋に入れて玄関の前に置いて、置いたら家に入っていて」などと電話がありました。女性が同じ日に玄関前へ紙袋を置いたところ、間もなく紙袋がなくなっていたということです。警視庁の職員を名乗る男とは毎日連絡を取っていましたが、きょう急に連絡が取れなくなり、被害に気づいたということです。警察は、警察官をかたって犯罪捜査などを名目に金銭を要求する詐欺が起きているとして、注意を呼びかけています。警察官などが金銭を要求することは絶対にないということです。会ったことがない人から金銭を要求されたら、支払う前に知人や警察官に相談し、1人で対応しないよう呼びかけています。