大分大学の設備を不正に使って病理標本を作製し、大学におよそ3400万円の損害を与えたとして、特別教授で医師の男が背任の疑いで逮捕されました。背任の疑いで逮捕されたのは、大分大学医学部の特別教授で医師の村上和成容疑者(68)です。村上容疑者は2022年4月から2023年3月にかけて、県内で診療所を経営する理事長(54)と共謀して、大学の設備などを使って作製した4583件分の病理標本の対価およそ3400万円の支払を免除させ、大学に損害を与えた疑いが持たれています。村上容疑者は当時、消化器内科の教授で、警察は金銭授受の有無についても捜査を進める方針です。今回の逮捕を受け、大分大学の北野正剛学長は「誠に遺憾。捜査に全面的に協力し、厳正に対処します」とコメントしています。