■宿泊客など10人の女性が被害に自身が経営する岡山県里庄町のゲストハウスで、宿泊客など女性9人に睡眠作用などのある薬物を飲ませて、性的暴行を加えるなどしたほか、女性客1人を盗撮した罪などに問われている男の上告審についてです。最高裁判所は、男の上告を退ける決定をしました。準強制性交等、準強制わいせつ、準強制わいせつ未遂、岡山県迷惑行為防止条例違反の4つの罪に問われているのは、里庄町のゲストハウス経営の男(52)です【画像(1)】。2025年9月24日に行われた第一審の判決公判で岡山地裁は懲役28年の求刑に対し、懲役26年の判決を言い渡しました。それに対して、男は事実誤認と量刑不当とし、2025年9月25日に控訴しましたが、2審の広島高裁岡山支部はこれを退けました。男は、さらに上告するも、最高裁は先月(10月)26日付けで、退ける決定をしていて、懲役26年を言い渡した判決が確定することになりました。送検時に男はテレビカメラを見つけると、テレビカメラに向かって親指を立てていました【画像(1)】。■岡山県里庄町 オーナーの男は女性泊客をターゲットに人口約1.1万の町、岡山県南西部にある里庄町【画像(2)】でゲストハウスを経営していた男。起訴状などによりますと、男は、2018年から2022年の間に、自身が経営するゲストハウスの宿泊客など女性あわせて9人に、睡眠作用などがある薬物をカクテルなどに混ぜて摂取させ、抵抗できない状態にし、性的暴行やわいせつな行為などをしたほか、女性客1人を盗撮したとされています。2025年6月3日の裁判で男は、「当時は『黒い影』から脅迫され、命令されていた」「犯行当時は記憶がない」「犯行時は心神喪失状態だった」と、2024年2月の初公判から一貫して“無罪”を主張していて、責任能力の有無が争点となっています。【第1回】「きっかけは約20年前 そして知人女性に…」から続く■宿泊客に薬物飲ませ 性的暴行の疑いで1回目の逮捕男は2019年4月1日、岡山県里庄町でゲストハウス【画像(3)】の経営を開始しました。