中国籍の男「荷受け役」疑いで逮捕、SNS接点の犯罪グループか 岐阜県警

岐阜県警国際捜査課とサイバー犯罪対策課は26日、私電磁的記録不正作出・同供用と窃盗、組織犯罪処罰法違反の疑いで、名古屋市西区新道、中国籍で自称会社員の男(37)を逮捕した。国際捜査課によると、容疑者は配送先で不正注文の商品を受け取る「荷受け役」という。 逮捕容疑は、他の者と共謀し昨年3月7日、他人のクレジットカード情報を使ってインターネット上で電動キックボード1台(販売価格約12万5千円)を注文。同23日に容疑者方に配送させて盗み、犯罪収益の取得事実を仮装した疑い。同課は認否を明らかにしていない。 県警は昨年8月に、交流サイト(SNS)で荷受け役を募ったなどとして、中国籍の男(35)を逮捕しており、捜査の過程で容疑者が浮上した。県警はSNSでつながる「匿名・流動型犯罪グループ」の犯行とみて実態の解明を進める。

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