三重県教育委員会は、大麻を不法に所持したとして逮捕され起訴されている四日市市の公立中学校教諭を、1月31日付で懲戒免職の処分にしたと発表しました。 懲戒免職となったのは、四日市市立常磐中学校の教諭加藤日比樹被告(37)です。 県教育委員会によりますと、加藤被告は2019年頃から名古屋市内の娯楽施設や知人宅などで大麻を30回以上使用し、2023年頃から5回程度、密売人から大麻を購入し自家用車の中で所持していました。 加藤被告は「良くないことをしている自覚はあったが仕事や私生活でのストレスから使用を続けてしまった。信頼を大きく裏切る行為により生徒たちの心を深く傷つけてしまい、大変申し訳なく思っている」と話しているということです。 今回の事件を受けて三重県教委では、全ての教職員に対し薬物乱用のない社会を目指すパンフレットを配布するほか、新たに作成する研修資料を活用して職員研修を行うとしています。