上下水道管理局の職員を収賄容疑で再逮捕 業者への発注は「急増」 洗濯機などを受け取った疑い 三重・津市

水道工事の修繕費をだまし取ったとして逮捕された三重県津市の職員らについて、警察は業者に工事を発注する見返りに洗濯機などを受け取った疑いで再逮捕しました。 再逮捕された津市上下水道管理局の職員・中村一男容疑者(56)と松岡泰成容疑者(51)の2人は、2022年7月頃から去年4月にかけて、新居利英容疑者(50)が代表を務める「新英工業」に優先的に工事を発注する見返りに、洗濯機など合計約20万円相当の物品を受け取った収賄の疑いがもたれています。 新居容疑者も贈賄の疑いで再逮捕されていますが、警察は3人の認否を明らかにしていません。 市の明細などによりますと、市から「新英工業」への水道工事の発注額は2022年度、およそ5000万円でしたが、翌年はおよそ1億250万円に急増していました。 3人はきょう付で津市が行った水道工事を「新英工業」が行ったように装い、修繕費をだまし取った詐欺の罪で起訴されています。

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