「薬物はダメ。自分の家庭もそれで壊れてる」YA-MANの思い…大麻容疑で逮捕、木村“フィリップ”ミノル「格闘技界から永久追放」の可能性は

メインイベントが終わっても、観客がなかなか席を立とうとしなかった。試合の余韻はもちろんある。中継ブースでのコメントが続いており、客電がつかなかったのも理由の一つだろう。だがそれだけではない。 「これで終わりでいいんだっけ? あと何もないよね?」 そんなふうに感じていた観客も多かったのではないか。10月5日の『FIGHT CLUB.2』。オープンフィンガーグローブ着用によるキックボクシングのイベントだ。この大会のメインは、セミファイナルからの“繰り上がり”だった。だからなんとなく「あと1試合あるよね」という感覚になってしまう。 本来、予定されていたメインイベントはYA-MANvs.木村“フィリップ”ミノル。YA-MANはRISEのオープンフィンガーグローブルール王者で、木村は元K-1王者。どちらもRIZINに出場してさらに知名度が高まった。 この注目カードは、しかし大会2日前に中止となった。理由は木村の逮捕という驚くべきもの。木村は1日に職務質問を受け、その際に大麻リキッドや植物片と見られるものを所持していたという。鑑定の結果、その一部が大麻と判明、3日に逮捕となった。大麻取締法違反の疑いである。

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