産廃汚泥を“処理完了”と偽り放置した疑い 業者代表の男逮捕

産業廃棄物の対象となる下水から出た泥を最終処分したと偽って不適切な処理をしたとして、中間処理業者の代表の71歳の男が逮捕されました。 「有限会社中村組」の代表取締役・中村國孝容疑者は去年、汚泥の最終処分が終わっていないにもかかわらず、処理が完了したと偽って書類を作成し、複数の市役所に提出した疑いが持たれています。 警視庁によりますと、中村容疑者は業者から依頼された汚泥を処分したと偽っていましたが、実際は社内の敷地に放置していました。 7カ月間でおよそ350トンの汚泥を処理したとして1000万円近くを受け取ったとみられていて、法人としても書類送検されました。 取り調べに対し「給料を払うためだった」と容疑を認めています。

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