“自分の建設会社”で発注するも“勤務する会社”に工事代金支払わせたか 詐欺容疑で男逮捕 熊本

勤めていた建設会社をだまし、工事代金を肩代わりさせたとして熊本市の会社役員の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、熊本市北区徳王の会社役員の男(40)です。 男は2023年7月、当時勤めていた建設会社をだまし、住宅の工事代金28万3000円を肩代わりさせた疑いが持たれています。 ■その手口は… 男は当時、勤務会社とは別に建設会社を設立し、代表を務めていました。 警察によりますと、男は客からの追加工事を自分の会社で受注し工事費用50万円を受け取ったにも関わらず、下請け会社に発注した工事代金を勤務会社に支払わせたということです。 2023年10月ごろに勤務会社に取引先から「資機材の納入が別の会社になっている」と問い合わせがあり、事件が発覚。会社の調査で男の関与が浮上し、会社は2024年に刑事告訴していました。 警察は余罪もあるとみて捜査を進めていますが、「捜査に支障がある」として男の認否は明らかにしていません。

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