広瀬すず(26)主演の連続ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(以下『クジャクのダンス』、TBS系/金曜夜10時)の第5話が、2月21日に放送される。 『クジャクのダンス』は、浅見理都氏が女性漫画誌『Kiss』(講談社)で連載中の同名漫画が原作。リリー・フランキー(61)演じる元警察官の父親・山下春生を殺された女子大生の娘・心麦(広瀬)が、父が遺した手紙を手がかりに松山ケンイチ(39)演じる弁護士・松風義輝と真相に迫っていくヒューマンクライムサスペンス作品。 第5話からは新キャラクターとして、石丸謙二郎(71)演じる弁護士・三木田辰雄が登場する。 「『クジャクのダンス』は、19日時点で見逃し配信サービス・TVerでのお気に入り登録者数が90万人超と、1月期ドラマでは上位にランクイン。視聴率も、裏番組が強力な『金曜ロードショー』(日本テレビ系)と『報道ステーション』(テレビ朝日系)なんですが健闘しています。謎だらけの展開、意味深な描写の数々から、“考察ドラマ”として非常に盛り上がっています」(テレビ誌編集者、以下同) 【以下、『クジャクのダンス』のネタバレを含みます】 物語の根幹にあるのは、22年前に東賀山に住んでいた林川家が生後半年の次女を除いて殺された「東賀山事件」。林川家で庭師をしていた遠藤力郎(酒向芳/66)は冤罪なのだが死刑囚として服役中であり、当時の担当刑事だった春生を力郎の息子・友哉(成田凌/31)がその恨みで殺害したことになっているが、これも冤罪である可能性が極めて高い状況にある。 「『クジャクのダンス』は登場人物全員が疑わしい状況にありますが、14日の第4話では春生から手紙を預かっていたラーメン店店主・染田進(酒井敏也/65)が何者かに連絡を受けた後に飛び降り自殺する、というショッキングな展開があり、物語が大きく動き出しました。 死んでしまった店主・染田ですが、彼の発言を巡り週刊誌記者・神井孝(磯村勇斗/32)に注目する視聴者も多いですね」 染田には、生き別れた息子がいることが確定している。そして、染田がかつて警察に逮捕された際に「上から偉そうによ!」と激高した姿と、神井が松風(松山)相手に「上段から見下ろすな弁護士!」と言い放つ姿が似ていることから、 《親子だからというより例えば一緒に生活していたとか仕事をしていたとかの日常的に関わりのある関係》 《もしや…親子?と思わせる演出なのか?》 といった考察が寄せられている。