22日未明、札幌市北区で停車したタクシーの窓をたたいたことをきっかけに乗客の男性とトラブルになり、胸ぐらをつかむ暴行を加えたとして、37歳の男が逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む37歳の会社員の男です。 男は、22日午前0時半ごろ、札幌市北区麻生町5丁目の路上で、停車したタクシーの窓を叩いたことをきっかけに乗客の41歳の男性とトラブルになり、男性の胸ぐらを両手でつかむ暴行を加えた疑いが持たれています。 被害を受けた男性にけがはありません。 警察によりますと、男がなぜタクシーの窓を叩いたか理由ははっきりしないということですが、乗客の男性がタクシーから下りて注意すると、男は犯行に及んだということです。 タクシーの運転手が「暴れている人がいる」と警察に通報し、駆けつけた警察が男をその場で逮捕しました。 取り調べに対し、37歳の会社員の男は「酔っていて思い出せない」と話し、容疑を否認しています。 警察は、男の酔いがさめるのを待って、当時の状況を聴く方針です。