板垣李光人とHey! Say! JUMP・中島裕翔がW主演を務めるドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第5話が2月24日(月)に放送される。 ■記憶を映像化する「MRI捜査」を行う物語 清水玲子氏による同名漫画を原作に、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、室長の薪剛(まきつよし)と、新米捜査員の青木一行(あおきいっこう)のバディが、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。板垣が薪剛役を、中島が青木一行役と、かつての第九メンバーで薪の親友以上の存在だった鈴木克洋役の一人二役を演じる。そして、二人の大学時代からの友人で、亡くなった鈴木の婚約者でもある解剖医・三好雪子(みよしゆきこ)役を門脇麦が演じる。 ■水間ロン「かっこよかった」中島裕翔の魅力 放送に先駆け、第5話で事件のカギを握る“帽子の男”役・水間ロンがドラマの魅力を語った。 ――台本を読んだ感想を教えてください。 MRI映像と現実パートの読み分けが非常に大変でしたが、毎話とても感動しました。すごく残酷な話なのに、最後はいつの間にか泣きそうになっていました。 ――“帽子の男”を演じるにあたって意識されたことを教えてください。 とにかくピュアであることを意識しました。彼は不器用で周囲とも馴染めませんが、彼がとったいろいろな行動はすべて彼が純粋すぎるがゆえのことだと思い挑みました。 ――共演した中島裕翔さんの印象を教えてください。 とても誠実で気取らず、現場の全ての人と気さくに笑いあっている印象です。あとはやはり、かっこよかったので体型維持やお肌のケアの方法をいろいろと聞いてしまいました。 ――撮影現場の感想を教えてください。 列車内の撮影は色々と制限があったので前日リハーサルをして、スタッフ・キャスト・エキストラの皆さんで作り上げた感じが強いです。更に(列車内は)密室でその場にいるしかないので、待ち時間はみんなでいろんなことを話せて良い雰囲気の現場でした。 ――列車内でナイフを落とすアクションシーンがありましたが中島さんと共にどのようにあのシーンを作りあげましたか? アクション部の方たちや監督も含め色んなパターンを出し合いながら、1番シンプルで現実的な方法を選んだと思います。タイミングやナイフの落ち方が難しかったと思いますが、中島さんは簡単なことのようにやるので、安心して身を委ねていました。 ――ドラマの見どころなど、視聴者にメッセージをお願いします。 1つの事件が誰の目線で見るかによって見え方が変わってくる面白さがあります。最初にもお話ししましたが残酷な事件の裏側にとても切ない物語が隠されていて、それはとても新感覚で、今の時代にも必要な、いろんな物事の見方も変わるのではないかと思います。 ■「秘密~THE TOP SECRET~」第5話あらすじ 第5話は―― 満員電車で起きたにもかかわらず目撃者が現れない薬剤師の刺殺事件、その車両に乗り合わせた乗客たちが次々と殺される連続殺人事件、そして、乗客たちの爪に異変が現れる感染症の発生というバイオテロの様相を帯びた事件。薪は岡部(高橋努)に、3つの事件が偶然同時に起きた可能性を告げる。解剖時にウイルスに感染したとみられる雪子は、治療法がないと知りながらも、感染者の遺体の解剖をすべて引き受けると宣言する。雪子の姿を見た青木は、連続殺人犯を突き止めるため、雪子にウイルスをうつしてくれと迫る。 薬剤師・里中恭子(中村ゆりか)の脳がようやく第九に届き、MRI映像から犯人が特定された。しかし、犯人は連続殺人には関与していないと判明。ウイルスの正体や治療法もわからぬまま、雪子の容態が悪化する中、青木は変色した爪を見せ、自らも感染したことを薪に告げる。犯人逮捕のため、殺された里中恭子が乗っていた同じ時刻の電車に乗り、犯人への接触を試みたいと志願する。 薪の制止もきかず、翌日、青木は電車に乗り込み、刺殺事件当日の里中恭子と同じ動きを再現。すると、一人の男が背後から青木の爪を見ていることに気付く。ところが次の瞬間、その男は姿を消す。 ――という物語が描かれる。 ■雪子を救いたい青木が捜査に出る ドラマ公式Xやカンテレ公式YouTubeなどで見ることができる予告動画では、事件に巻き込まれた乗客に共通する異変として爪を見ていることを青木が指摘。「こうしてる間も亡くなる人がいるかもしれないんです。あの日同じ車両に乗っただけの人が、何の罪もない三好先生が…」と青木は語り、感染した雪子を救うためにもおとり捜査を志願する姿が映し出される。 SNS上では、「ここまで命を懸けられるのはすごい」「青木まっすぐで正義感がある」「薪くんを支えてあげてほしい」「雪子さんどうなっちゃうんだろう」などの声が上がっている。