「3万円は受け取りましたが脅し取ったわけではありません」高校生と無職の少年のケンカが傷害・恐喝事件に発展か 18歳少年と16歳男子高校生を逮捕

福岡市早良区の公園や地下鉄の駅などで無職の少年(16)に顔面を殴るなどの暴行を加えてけがをさせた上、現金3万円を脅し取ったとして18歳の少年が逮捕されました。 この事件では、16歳の男子高校生も傷害の疑いで逮捕されています。 福岡県那珂川市に住む塗装業の少年(18)と福岡市早良区に住む男子高校生(16)は、去年12月27日午後8時ごろ、早良区賀茂の公園や路上で無職の16歳の少年に対し顔面を殴るなどの暴行を加えて全治1週間程度のけがをさせた疑いが持たれています。 さらに18歳の少年は、「これ以上クラされたくなかったら、ちゃんと3万円払え、準備できたら連絡してこい」と要求し、今年1月3日、福岡市地下鉄・賀茂駅の構内で16歳の少年から現金3万円を脅し取った疑いが持たれています。 警察は、18歳の少年を傷害と恐喝の疑いで、16歳の男子高校生を傷害の疑いで、それぞれ逮捕しました。 16歳の少年が今年2月、警察に被害を申し出て事件が発覚。 被害当時のけがの写真や駅の防犯カメラの映像などから少年と男子高校生の関与が浮上しました。 警察によりますと、男子高校生(16)と少年(16)の間で以前起きたケンカが今回の事件に発展したとみられるということです。 取り調べに対し逮捕された少年(18)は「お互い納得の上でケンカしたので、一方的に殴ったりしたわけではありません。3万円は受け取りましたが脅し取ったわけではありません」と話し、男子高校生(16)は、「殴ったことは間違いありません。僕も殴られました」などと話しています。 警察は他にも共謀した少年がいるとして調べています。

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