福岡県の服部知事は、県が助成する健康事業をめぐる汚職事件に絡み、「事業のあり方を考える必要がある」との見解を示しました。 元福岡県議が器具を使う運動教室の開催に関して便宜を図った見返りに販売業者から金銭を受け取った疑いで逮捕された汚職事件について、服部知事は25日の定例会見で「もう少しで事件の全容が明らかになる。それを踏まえて事業のあり方を考えていく」と述べました。 ケア・トランポリン事業は、県民の運動習慣を定着させる目的で始まり、高齢者などが楽しみながら取り組める運動として評価されています。利用者からの評判も良く、県は、今後について、捜査に全面協力しつつ適切な事業継続を検討するとしています。