警察は、福島県福島市に住む90代の男性がなりすまし詐欺の被害にあい、現金790万円をだまし取られる被害にあったと公表した。 男性のもとには、2024年10月ごろに「警視庁中央署」を名乗る男から「暴力団を逮捕した」「あなたのキャッシュカードが偽造され共犯者として疑われている」などと電話があった。 その後も検事を名乗る人物から「あなたの口座に入っているお金を調べる必要がある」「お金を口座からおろし、お寺の石柱のところに置いてください」などと指示され、話を信じた男性は2025年2月8日に、指示通りに現金790万円を置いてだまし取られてしまったという。 警察では、金銭を要求する不審な電話があった場合はすぐに家族や警察に相談するよう呼びかけている。