アーセナルファンの警官、フーリガン行為で3年間の試合観戦禁止処分…花火投げ込みや暴言など問題行動

アーセナルのサポーターであるイギリスの警察官が、フーリガン行為によって3年間の試合観戦禁止処分を受けた。 事件が起きたのは、今年4月のチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのバイエルン戦。ロンドン警視庁セントラルサウス司令部に所属するゴードン・イケリフェ氏は、アリアンツ・アレーナで目出し帽とサングラスを被って花火を投げ込んだとされ、ドイツ警察に逮捕されていた。さらに、2023年2月のレスター戦では5人が犠牲となったヘリコプター墜落事故(2018年10月)を揶揄するような暴言を吐くなど、2022年10月から問題行動を繰り返していたことが伝えられている。 そしてイケリフェ氏は24日に出廷し、そこで3年間の試合観戦禁止命令を下されている。『The Athletic』によると、アーセナルのホーム&アウェーの試合において、キックオフ4時間前~4時間後までスタジアムの1マイル以内に立ち入ることが禁止に。この処分はイギリスで行われるすべての試合に3年間適用されるため、イングランド代表戦も観戦が不可能となる。またアウェーでの国際マッチでは、パスポートの提出が必須となったようだ。 なおロンドン警視庁は、「聴聞会では、重大な違法行為で職業上の行動基準に違反したと判断された」と声明を発表。イケリフェ氏は、2月12日の時点で解雇されている。

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