2023年、奈良県橿原市で交際相手の4歳の娘に対し、暴行を加え死亡させた罪などに問われている建設作業員の男の裁判員裁判が27日、奈良地裁で始まり、男は「暴行はしていません」と無罪を主張しました。 起訴状によりますと、大阪府門真市の建設作業員・山下翔也被告(28)は、2023年6月、奈良県橿原市に住む交際相手の娘の田川星華ちゃん(当時4)の腹部を圧迫するなどの暴行を加え死亡させた罪のほか、その約1か月前にも、星華ちゃんに暴行を加え、全治約2週間のけがを負わせた罪にも問われています。 山下被告は逮捕直後の警察の調べに対し「全く身に覚えがありません」と容疑を否認し、その後は黙秘していました。