モバイルスイカで他人クレカ悪用 たばこ大量購入、中国人2人逮捕 背後に転売組織か・警視庁

携帯電話の電子マネー機能を利用したJR東日本の会員制サービス「モバイルSuica(スイカ)」に他人のクレジットカード情報をひも付け、コンビニでたばこを購入したなどとして、警視庁犯罪収益対策課は27日までに、電子計算機使用詐欺などの疑いで、いずれも中国籍の男2人を逮捕した。 「報酬は1回1万円くらいもらった」などと話しているという。 同課によると、この店舗では2024年2~12月、類似した手口による被害が計約4500万円に上った。当時店長だった中国籍の50代女性は「たばこを大量購入するお客さんが来るけど気にしないで」などと店員に説明していたといい、同課は背後に転売組織が関与している可能性もあるとみて調べる。 逮捕容疑はそれぞれ24年8~9月ごろ、十数回にわたり、他人のクレジットカード情報でモバイルスイカにチャージした電子マネーを使い、東京都新宿区のコンビニで、たばこ計約8万円相当を購入するなどした疑い。

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