依頼者の財産「1.3億円」を横領、弁護士が法廷で明かした事情「色んな口座をぐるぐる回しているうちに…」

広島弁護士会に所属する弁護士が成年後見人として預かっていた被後見人2人の金を合計1億3000万円余り横領したとして、広島地裁で業務上横領の罪に問われている裁判は3月4日に判決が宣告される。 その弁護士、齋村美由紀被告人(49)は横領した金を自動車の購入やエステの代金などにあてていたことが報道され、ネット上でこの事実が拡散されて批判の声が渦巻いた。裁判では、依頼者に求められるがまま自費で多額の立替払いをしていたことなど、こうした報道の印象と異なる事件の実相が示された。(ノンフィクションライター・片岡健)

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