横浜 コロナ休業支援金492万円をだまし取った疑い、中国人ら2人逮捕

新型コロナウイルス感染症の影響で休業したのに、休業手当が支払われない労働者が対象となる国の「休業支援金・給付金」をだまし取ったとして、神奈川県警暴力団対策課と戸部署などは7日までに、詐欺の疑いで、中国籍の川崎市宮前区、無職の男(45)と同市川崎区、指定暴力団稲川会系組員で無職の男(29)の2人を逮捕した。 逮捕容疑は、共謀して横浜市内在住の20代男性2人が同市内の会社の従業員として休業したのに賃金を受け取れなかったように装い、2020年12月1日、神奈川労働局に虚偽の申請をし、同15日に男性名義の2口座に現金計492万9600円を入金させてだまし取った、としている。 同課によると、2人は「詐欺に当たるようなことはしていない」などと供述、ともに容疑を否認している。 同局の調査で発覚。同局が昨年5月、県警に相談していた。中国籍の男は今月4日に逮捕され、組員の男は同7日、神奈川署に出頭した。口座に入金された金は一部が男性経由で中国籍の男にわたっていたとみられ、県警は虚偽の申請書に書かれた男性2人についても詐欺の疑いがあるとみて調べる。

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