【悪徳】狙われたのは一度だまされた“絶好のカモ” 架空投資詐欺で多額の被害、被害者からの連絡を悪用しカネをだまし取った男を逮捕(山形)

一度だました相手を徹底的に狙い撃ちする、極めて悪質な手口が発覚しました。 架空の投資話で現金をだまし取った男性から「振り込み限度額に達した」と連絡を受けた詐欺グループが、これをいわゆる“絶好のカモ”とみて、さらに現金600万円を手渡しでだまし取ったとして、55歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、本籍が北海道旭川市の、住居・職業ともに不詳の男(55)です。 ■いわゆる「カモ」にする悪行 警察によりますと、男は詐欺グループの仲間と共謀し、去年7月大阪府に住む70代の男性から現金600万円をだまし取った疑いが持たれています。 この事件では、一度被害に遭った男性が、再び詐欺グループの標的にされるという悪質な構図が明らかになりました。 実は被害に遭った男性は以前にも、同じグループから架空の投資名目で現金450万円をだまし取られていました。 ■詐欺に気づいていない・・・ならば 当時詐欺に気づいていない男性が、「口座の振り込み限度額に達して、これ以上振り込めない」と連絡があったことから、男らはこの男性をさらに搾取できるいわゆる「カモ」だと判断。銀行振り込みから、直接現金を受け取る手口へと切り替えたとみられています。 グループのメンバーは、経済評論家や投資運用会社の社員を装ってLINEで男性に接触し、「さらに600万円を投資するように」とメッセージを送信。その後、大阪市内の駐車場に停めた車の中で、男性から直接現金600万円をだまし取ったということです。 ■詐欺グループはつながっているのか 今回の事件は、山形県上山市の女性から現金をだまし取ったとして、去年12月にすでに逮捕されていた別の詐欺グループメンバーの捜査の過程で関与が浮上し、警察が今月10日、東京都新宿区内にいた男を逮捕しました。 警察は、捜査に支障があるとして男の認否を明らかにしていませんが、男の余罪や、共犯者が誰なのかなど、詐欺グループの全容解明に向けて調べを進めています。

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