『法廷のドラゴン』最終話にタイトル回収 ラストシーンに視聴者期待「続編がありそう」

俳優の上白石萌音が主演を務めるテレビ東京ドラマ9『法廷のドラゴン』(毎週金曜 後9:00)の最終話(第8話)が7日に放送された。以下、ネタバレを含みます。 今作は、空気を読まないが、得意の将棋に絡めた法廷戦略で事件を解決していく新米弁護士・天童竜美(上白石萌音)が、存続の危機に瀕(ひん)する弁護士事務所の若き所長・虎太郎(高杉真宙)と共に奔走。事件を得意の将棋になぞらえて解決する“百手先も読めるのに空気を読まない新米弁護士”と“二手先も読めない優しすぎる若手所長弁護士”の完全オリジナル脚本の将棋×痛快リーガルドラマ。 竜美の将棋の宿敵だった兎羽(白石麻衣)の依頼で政治スクープ訴訟を受けることになった竜美と虎太郎。現在、報道記者の兎羽は、衆議院議員・柘植(福士誠治)のインタビュー記事がねつ造であると名誉毀損で訴えられていた。しかし、敵の罠により虎太郎(高杉真宙)が逮捕されてしまう。 所長の虎太郎が逮捕されたことで、歩田法律事務所は大ピンチに陥る。兎羽(白石麻衣)は、これ以上迷惑をかけられないからと、自分の書いた記事が捏造であることを認め、事務所を去ろうとする。すると、竜美は「兎羽ちゃんと将棋を指したい」と言う。3年半前に、お互いの将棋人生を奪った対局が再現される。 竜美が取った”友だちをなくす手”とは、奨励会の退会をかけた対局で、兎羽と少しでも長く対局したいがゆえだったことが明かし、涙ながらに謝罪する。兎羽も、何も言わずに席を立ったことを謝り、お互いのわだかまりが解けた。裁判は、竜美の法廷戦略と虎太郎の活躍により、柘植は訴えを取り下げ。そして、いつもの感想戦では、竜美と兎羽が笑顔で将棋を指していた。 また虎太郎が逮捕されたことで誹謗中傷が殺到していた法律事務所の口コミには、これまでの依頼者によるお礼が寄せられた。そこには兎羽の「竜美先生は最高の弁護士。まるで法廷のドラゴン。」のコメントが。視聴者は「タイトル回収されるシーンめっちゃ好き」「兎羽ちゃんの書き込みの『まるで法廷のドラゴン』がタイトル回収だったのね」といった感想が寄せられた。 不動産詐欺にあった将棋道場から弁護の依頼を受け、竜美が虎太郎とともに飛び出していくシーンで物語は幕を閉じた。「法廷の場面は斬新で、事実を突きつけて行く姿がカッコ良く爽快」「飽き性の私でも最終回まで飽きずに見られた」といった感想や、終わり方に「なんか続編がありそうで楽しみ」「続編ありそう」「続編してほしい!」との期待する声が投稿された。 なお、TVerで見逃し配信中。

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