俳優・上川隆也が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『問題物件』(毎週水曜 後10:00)の第9話が12日放送される。それに先立って、あらすじと場面写真が公開された。 同作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローと、お人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の脚本も手がけた作家・大倉崇裕氏の『問題物件』『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)を実写化する。 ■第9話あらすじ 何者かに連れ去られた犬頭光太郎(上川隆也)は、とある部屋に監禁される。そうとは知らないままの若宮恵美子(内田理央)の元に、有村次郎(浜野謙太)から彼が行方不明だと連絡が入る。だが、犬頭が突然いなくなるのはいつものことだと、そこまで気に留めない。そこへ片山芳光(本多力)から大島雅弘(宮世琉弥)と恵美子に『天使の棲む部屋』についての調査依頼の連絡が。長野県にあるそこは、なんと『罪人が100人自殺した館』だという。今までとはスケールの違う得体(えたい)の知れなさに恵美子を心配する雅弘だったが、ついていくこともできない自分を歯がゆく感じる。 恵美子が調査依頼を受けた洋館に到着すると、オーナーの襟岡真都(忍成修吾)が出迎える。襟岡に館の中を案内されていると突然現れたのは…。一方、雅弘の元にも突然有村がやってきて、一緒に『天使の棲む部屋』の謎を調べることに。有村の入手した警察の内部情報によると、一度逮捕され法廷で無罪を勝ち取った人間が、この館で自ら拳銃で命を絶つという事件が相次いだという。 そんな中、堀幹彦(佐戸井けん太)、織山仁(加藤諒)、馬場亜紀(菅野莉央)が宿泊客として館へやってくる。そして彼らは遅れているもう一人の客・富沢辰也(小久保寿人)を待っていた。事故で電車が止まり、館を調査中の恵美子は帰る手段を無くして泊まることになった。恵美子は、彼ら4人がここに集まった恐るべき理由を知り…。