2024年発行された「新1万円札」を偽造し、都内のコンビニで使用した疑いで27歳の男が警視庁に逮捕されました。新紙幣の偽札を使った事件の検挙は全国で初めてです。 職業不詳の斉藤瑞樹容疑者(27)は2月、新宿区内のコンビニエンスストアで商品を購入する際、偽の1万円札を使った偽造通貨行使の疑いでおととい逮捕されました。 偽札は、2024年7月に発行された新1万円札を偽造したもので、店員が対応した際に紙幣が少し赤みがかっていたり、透かしがない事に違和感があった事から気がついたということです。 斉藤容疑者の自宅からは、数十枚の偽札やプリンターが押収されていて、警視庁は自分で偽造した可能性があるとみて調べています。 新紙幣の偽札を使った事件が検挙されるのは全国で初めてです。