東京・高田馬場で動画配信中の女性がナイフで刺され死亡した事件で、逮捕された男が「女性を見つけまっすぐ近づき刺した」という趣旨の話をしていることが分かりました。 職業不詳の高野健一容疑者(42)は11日、新宿区高田馬場で佐藤愛里さん(22)をナイフで刺すなどし、殺害した疑いが持たれています。 その後の捜査関係者への取材で、高野容疑者が取り調べに対し「女性を見つけまっすぐ近付き刺した」という趣旨の話をしていることが分かりました。 中学時代の佐藤さんを知る男性 「勉強熱心と言いますか向上心があるみたいな感じでした。中学校からバスケを始めたんですけど、小学校のころからやっている子には負けたくないみたいな」 高野容疑者は「殺そうとは思っていなかった」と容疑を否認していますが、警視庁は佐藤さんが首や顔などを30カ所以上刺されていることなどから、金銭トラブルを巡って強い殺意があったとみて詳しく調べています。