女子高生の体を触ったとして強制わいせつ罪に問われた元警視庁駒込署巡査長、入江優一郎被告(35)=さいたま市西区=の初公判が23日、さいたま地裁(仁藤佳海裁判官)で開かれ、入江被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。入江被告は事件前、スロットにのめり込んで約100万円の借金をつくり、さらに入庁前に自己破産していたことが発覚。上司から連日叱責され、被告人質問で「やけくそになっていた」と犯行動機を語った。
起訴状などによると、入江被告は今年3月と4月、同市西区の路上で、女子高生の背後から体を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。