警察官の業務と並行して、剣道や柔道などに取り組む「術科特別強化訓練員」の指名式が、7日に行われました。指名された警察官は、県警代表として出場する大会に向け鍛錬を積みます。 術科特別強化訓練員に指名されたのは、県警の警察官67人です。指名式では、訓練員の名前が一人ひとり読み上げられ、杉本伸正県警本部長が「県警代表であるという誇りを持ち、全国に名を馳せることを期待します」と激励しました。 宮城県警機動警ら隊 元木貴巡査部長: 「東北管区大会、および全国大会、ならびに各種大会での必勝を期し、日々、精進することを誓います」 男子柔道主将 制野龍太郎警部補: 「県警の強さを内外に示していきたい」 女子剣道主将 納谷瑞樹巡査部長: 「自己の探求心を絶やさず限界に挑み、各種大会で結果を残せるよう実力の向上に努めたい」 訓練員は、交番勤務や機動隊などの業務と並行して年間150日から200日、柔道や剣道、逮捕術など、指名された種目に取り組みます。また、国民スポーツ大会の県予選や、東北6県の警察官で競う大会に出場するということです。