ことし2月、さいたま市見沼区で起きたひったくり事件に関わったとして、警察は9日、男3人を再逮捕しました。 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、いずれも春日部市南中曽根の自称・解体工、豊原大喜容疑者(30)と、無職の榎本隼容疑者(20)、それに住居不定無職の16歳の男の3人です。 3人は共謀して、ことし2月24日、さいたま市見沼区の歩道上で原付バイクに乗り、追い抜きざまに14歳の男子中学生が乗っていた自転車の後ろカゴからリュックをひったくった疑いが持たれています。 3人のうち1人は運転する乗用車にバイクを積んで犯行現場付近まで運んでいたとみられています。 3人は岩槻区で起きた別のひったくり事件に関与したとして、すでに逮捕されています。 警察は、現場付近の防犯カメラの捜査や取り調べなどから3人の犯行を特定しました。 ことし2月24日から26日にかけて、バイクによるひったくり事件が越谷市や久喜市などで13件起きていて、警察はほかの11件についても3人が関わったとみて捜査しています。