大阪・ミナミの通称「グリ下」に出入りする少女に売春させたとして男3人が逮捕された事件で、少女が5日間で45人の相手をさせられていたことが分かりました。 売春防止法違反などの疑いで10日送検された無職の瀧本絵斗(かいと)容疑者(25)とアルバイトの信定陽向(ひなた)容疑者(22)ら3人は去年7月、大阪・ミナミのグリコの看板下、通称「グリ下」に出入りしていた10代の少女を石川県などに連れ出し、ホテルで売春させたなどの疑いがもたれています。 瀧本容疑者はSNSで、「10日とかで数十万稼げるよ」などと呼びかけていましたが、警察によりますと、少女は5日間で、45人の相手をさせられていたということです。 食事はコンビニ弁当で、少女は「やめたい」などと何度も訴えましたが、聞き入れられませんでした。 警察は3人の認否を明らかにしていませんが、組織的な犯行とみて金の流れなどを捜査しています。