金沢市片町で、インターネットカジノで賭博をしたなどとして、警察は店の従業員と客の合わせて10人を逮捕しました。 常習賭博の疑いで逮捕されたのは、インターネットカジノ店を経営する金沢市中村町(なかむらまち)の松本一志(まつもと・かずし)容疑者55歳と従業員の男の合わせて5人です。 警察によりますと、松本容疑者らはおととい未明、金沢市片町(かたまち)にあるインターネットカジノ店で、パソコンを使ったスロットゲームで客に違法な賭博をさせた疑いがもたれています。 警察が「片町地区にインターネットカジノがある」という情報をもとに捜査を進めた結果、事件が発覚し、当時、店内にいた利用客の男5人も賭博の疑いでその場で逮捕されました。 警察は賭博に使われたとみられるパソコンや現金を押収し、売上金の一部が「匿流(とくりゅう)」、いわゆる匿名・流動型犯罪グループや暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて捜査しています。