広末涼子を釈放 事務所がコメント発表「過去を含め、薬物に一切関与しておりません」

傷害の疑いで静岡県警に逮捕され、送検後に勾留されていた女優広末涼子容疑者(44)が16日早朝、釈放された。同日、本人公式サイトに個人事務所によるコメントが掲載された。 コメントは冒頭、被害女性への謝罪と、関係者に心配や負担をかけたことについて「真摯に受け止め、誠実に責任を果たしてまいります」とする所存を記した。 続けて「広末涼子は検査に協力し、正式な鑑定においてアルコールや違法薬物は一切検出されておりません。家宅捜索においても薬物が押収されたという事実はございません。本人は、過去を含め、薬物に一切関与しておりません」と説明。 さらに被害者とすでに中止・延期となった仕事先の関係者へのお詫びを重ねた上で、今後は「本人には、精神的に不安定な状態がみられたこともあり、適切な医療機関にて診断を受けた上で、医師の指導のもと、慎重に治療と健康回復に努めてまいります」とした。 事務所は逮捕当時にもコメントを出しており、広末が「一時的にパニック状態に陥った」と事件時の様子を説明。当面の間、芸能活動を自粛するとしていた。 広末は7日午後、静岡県内の高速道路を自ら運転する自動車で走行中、追突事故を起こした。軽傷を負い搬送された病院で、治療待ちの間に看護師を蹴るなどしたとして8日に現行犯逮捕。地検の勾留請求が認められ、19日が期限だった。広末は16日午前6時20分ごろ、勾留先の浜松西署を出た。無言だが報道陣らに一礼し、迎えの車に乗り込んだ。

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