愛知県の瀬戸市役所で、職員に対し、「バカかお前は」「ポンコツな仕事をしている」と言い、侮辱したなどとして、名古屋大学の職員の男が逮捕されました。 侮辱と強要未遂の疑いで逮捕されたのは、瀬戸市に住む、名古屋大学職員の小林昌彦容疑者(61)です。 警察によりますと、小林容疑者は瀬戸市役所で、情報開示請求をした際、4月3日、職員の男性(59)に対し、「バカかお前は」「ポンコツな仕事をしている」などと言い、侮辱した疑いがもたれています。 また、4月4日には、別の職員の女性(37)に対して、「非常に腹立たしく思ってますので、あなたに厳しくいきますんでよろしくお願いします」などと言い、その後、市役所に対し、女性に謝罪を求める内容のメールを送信した、強要未遂の疑いももたれています。 調べに対し小林容疑者は、侮辱の容疑については認める一方、強要未遂の容疑については、「私は謝ってもらいたかっただけです」などと供述していて、「逮捕とは納得できません」とも話しているということです。 瀬戸市役所からは警察に対して、これまでにも、同様の相談が複数寄せられているということで、警察は、他の職員に対しても、同様の犯行を繰り返していたとみて調べています。