知人男性になりすまし、男性の勤務先の社長に「給料が安い」などと書いた年賀状を送り付けたとして、警視庁捜査1課が私印偽造・同使用の疑いで仙台市泉区西中山、無職、大浦康宏被告(52)=強要未遂罪などで起訴=を書類送検したことが23日、捜査関係者への取材で分かった。容疑を認めているという。 大浦容疑者は、前参院議員の蓮舫氏の事務所に金銭を要求する手紙を送ったり、秋葉賢也元復興相にカッターナイフの刃を入れた文書を送ったりしたとして逮捕、起訴されている。捜査の過程で、名前を悪用された男性が今回の被害を申告し発覚したという。 書類送検容疑は、令和6年12月下旬~7年1月上旬、知人の50代男性の名前などをかたり、男性と男性の長男の勤務先の社長に「仕事がきつい」「ボーナスを上げて」などと書かれた年賀状を送り付けたとしている。