「加熱して吸引」「SNSで入手」大学生2人が大麻使用か 広島県警が「使用罪」適用で初逮捕

大麻を使用したとして、広島県警は28日、福山市の大学生(20)と三原市の大学生(20)を麻薬取締法違反の疑いで再逮捕しました。県警が改正麻薬取締法の「使用罪」を適用して逮捕するのは初めてです。 県警によりますと、2人はそれぞれ3月8日から9日までの間に広島県内かその周辺で、大麻を使用した疑いが持たれています。 県警の調べに対し、2人は「間違いありません」と容疑を認め、大麻の使用方法について「加熱して吸引した」と供述しているということです。 2人は「SNSを通じて入手した」とも話しているということで、県警が事件の詳しいいきさつを調べています。 去年12月施行の改正麻薬取締法で大麻の「使用罪」が新設されて以降、広島県警が使用罪で摘発するのは5件目、逮捕は今回が初めてです。 県警によりますと、3月9日、パトロール中の警察官が、2人が乗る軽乗用車の運転を不審に思い、職務質問。その後の尿検査で、覚醒剤と大麻の成分が検出されたということです。 2人は10日に覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕され、25日に改正麻薬取締法違反の罪で起訴されていました。

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