去年11月、東京・練馬区の住宅に押し入り、現金1850万円などを奪ったとして、台湾出身の男2人が警視庁に逮捕されました。 強盗傷害などの疑いで逮捕されたのは、いずれも台湾出身のリン・ユーホン容疑者(31)とリン・チュンクー容疑者(43)です。 2人は去年11月30日未明、練馬区大泉町の住宅に押し入り、寝ていた男性(69)の首を絞めるなどの暴行を加えて顔にけがをさせたうえ、現金1850万円などを奪った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、2人は犯行の翌日に台湾へ出国し、事件からおよそ3か月経ったきのう夜、成田空港で再び入国したところを身柄を確保され、逮捕に至りました。 取り調べに対しリン・ユーホン容疑者は「何を証拠に逮捕するのか」、リン・チュンクー容疑者は「私はやっていません」といずれも容疑を否認しています。 警視庁は2人が台湾出身で日本語でのやりとりが難しいことから、一連の闇バイト強盗との関連は薄いとみていて、犯行までのいきさつなどを調べています。