保育士遺体遺棄容疑で逮捕 キックボクサーの男「チケット渡すために会った」事件発覚後も練習参加 依然警察は「認否明らかにせず」宮城・岩沼

死体遺棄の疑いで逮捕・送検された宮城県岩沼市土ケ崎(どがさき)4丁目の職業不詳・佐藤蓮真(れんま)容疑者(21)は、4月12日午後7時40分から午後8時45分頃までの間に岩沼市下野郷(しものごう)の海岸に仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。 佐藤容疑者の自宅から遺体発見現場までは直線距離で5キロ、車で20分ほどの場所です。 現場付近は人通りが少なく夜には真っ暗となりますが佐藤容疑者は、事件前にも訪れるなど土地勘があったと見られています。 近所の人 「びっくりしました。まさか近所の人が…」 「ここの人だとは思わなかったでも土地勘ないとできないと思ってた」 キックボクシングの選手だったという佐藤容疑者。 関係者によりますと、行仕さんは、佐藤容疑者と知人の間柄で何度か試合の観戦に訪れていたということです。 また、行仕さんが事件に巻き込まれたことを伝えた際、佐藤容疑者は「その日は事件当日試合のチケットを渡すため会った」と話し、事件発覚後も練習に参加していたということです。 警察は、佐藤容疑者と行仕さんが軽乗用車で一緒に海岸に行ったと見て調べています。 警察は佐藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、佐藤容疑者が行仕さんの殺害にも関わっているとみて調べを進めています。 行仕さんは、胸などを刃物のようなもので刺され殺害されたことがわかっていますが凶器などはいまも見つかっていません。 事件の全容解明が待たれます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加