1000億円を動かす“伝説の相場師”が逮捕→東京証券取引所は大パニックに…検察に追われる妻子の“間一髪の逃走劇”「まだ座布団が温かかった」

〈ベンツの助手席に100万円の束がゴロゴロ→自宅は2DKの質素な賃貸マンションに…1000億円を動かした“伝説の相場師”の意外すぎるプライベート〉 から続く かつて投資家集団「誠備」を率いて株式市場を席巻し、最盛期には1000億円を優に超える資金を動かした、伝説の相場師、加藤暠。1981年2月16日に所得税法違反で逮捕された際には、誠備銘柄が軒並み暴落し、東京証券取引所のある兜町は投げ売りのパニック状態に陥ったという。 ここでは 『株の怪物 仕手の本尊と呼ばれた男・加藤暠の生涯』 (宝島社)より一部を抜粋。加藤の逮捕に断末魔の叫びが響き渡る中、妻の幸子と幼い息子は検察からの逃亡を強いられる事態になった。当時、一体何があったのか。関係者が振り返る。(全6回の6回目/ 最初から読む ) ◆◆◆

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