去年8月、神奈川県厚木市で起きた強盗傷害事件の「実行役」として逮捕・起訴された19歳の少年に対し、横浜地裁小田原支部は懲役6年の判決を言い渡しました。 19歳の少年は去年8月、男2人ほかと共謀して厚木市の中古ブランド品ショップに押し入り、腕時計など130点を盗み、取り押さえようとした男性を殴るなどしてケガをさせた罪などに問われています。 30日の裁判で、横浜地裁小田原支部は「少年がSNS上で闇バイトに応募して加担したものだ」と指摘。そのうえで「闇バイトの報酬ほしさに強盗を了承するに至ったことなどを踏まえると、意欲的な面があったとは否定できない」などとして、少年に懲役6年の実刑判決を言い渡しました。 最後に、裁判官は少年に「反省を続けてほしい、ブレない自分を確立してほしい」などと語りかけました。