「2000人殺して、200回死んでる」強面俳優がまさかの告白「非現実世界に居すぎて」

俳優の小沢仁志(62)が30日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演した。20歳からこれまで500本以上の作品に出演。『顔面凶器』の異名を持ち、悪役が多い小沢は、MCのかまいたち・濱家隆一から「映画上だけでは何人ぐらいやったんでしたっけ?」と聞かれ、「2000人殺して、200回死んでる」と明かして笑わせた。 濱家が「役をやってて、撮ってるとき、ホンマにああって(本気に)なりすぎてケガしたこととかもあるってことですか?」と尋ねると、小沢は「(役で)逮捕されるときに、京都で大部屋の人たち(が)警官(役)3人ぐらいで。こっちは捕まっちゃいけない。逃げるシーンだから。本気で抵抗するやん。そうすると、(警官役が監督から)怒られるわけ。『何だ、お前。1人を押さえられねえんだ。てめえら、この野郎。おい、あと2人追加』って」と説明。 「(相手が)5人になって。5人に抵抗して、思いっくそ仕返しされたから。叩きつけられて、上から踏んづけられて『お前が暴れるからしょうがないだろう』って」と回想。濱家が「ホンマに取り押さえられてる」と言うと、小沢は「やっぱ5人になると難しいな」と明るく語った。 濱家が「小沢さんはいかつい、怖いっていうイメージがあるから、ほかに『こんな役やってみたい』とかっていうのって?」と質問すると、小沢は「『やってみたい』って若い時は思ったけども、ドラマでサラリーマンの役とかやると、1話で飽きるんだよね。2話で『殺してくれ』って監督に言うんだけどね」と告白。 笑いが起きる中、「(監督から)『サラリーマンやってて、どうやって死ぬんだ? 病気?』(と聞かれ)、『銀行にお金をおろしに行ったら、銀行強盗に巻き込まれて流れ弾に当たるとか』(って)」と話すと、濱家は「話がだいぶ変わるでしょう」と笑った。 濱家が「普通の役ではちょっともう刺激が?」と推測すると、小沢は「非現実世界に居すぎて、リアリティーの世界を映像に残すのも役者だからやんなきゃいけないんだけど。なんかねえ……、なんだろう。燃えてこない」と打ち明けた。

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