走行中の電車内で「乗務員室ドア」を足蹴り 同窓会での飲酒後に犯行か 器物損壊の疑いで66歳の契約社員の男を現行犯逮捕 〈新潟〉

走行中の電車内で乗務員室ドアを足蹴りし、破損させたとして、3日、器物損壊容疑で宮城県の契約社員の男(66)が現行犯逮捕されました。 警察によりますと、男は3日午後11時ごろ、新潟駅発村上駅行のJR白新線の電車内において、乗務員室ドアを複数回足蹴りし、2か所を破損させた疑いがもたれています。 乗務していた車掌が男がドアを蹴る様子を目撃し、車掌から連絡を受けたJRの職員が通報をしたことで事件が発覚しました。 この電車は6両編成で、当時は豊栄駅から佐々木駅間を走行していました。 男は最初に1両目の乗務員室ドアの通気口の部分を足蹴りし、破損させました。その後6両目へと移動し、再び乗務員室ドアを蹴って同じ部分を壊したということです。 電車が佐々木駅に到着した後、駆け付けた警察官によって現行犯逮捕されました。 電車内には乗客・乗務員の計約180人がいて、いずれもケガはありませんでしたが、この電車は運休となり乗客は後続電車に乗り換えたということです。 調べに対し、男は「電車内の扉を蹴って壊したことは間違いありません」と容疑を認めています。 男は大学の同窓会で新潟県を訪れ、飲酒をした後、実家へと帰る途中に犯行をしたという旨の供述をしているということです。

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