飲酒運転の女性職員を懲戒免職、福島県 盗撮の技師は停職6カ月

福島県は13日、いわき市で飲酒後に車を運転し、物損事故を起こしたとして、いわき農林事務所の女性主事(26)を懲戒免職処分にしたと発表した。併せて、女性のスカート内にスマートフォンを差し入れたとして、山口土木事務所の男性技師(25)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分はともに同日付。県職員の懲戒処分は本年度初めて。 県によると、女性主事は4月4日午後7時半~5日午前4時ごろの間、1人で訪れたいわき市の飲食店でハイボール7杯、焼酎水割り7杯、テキーラ5~6杯などを飲んだ後、帰宅するためマイカーを運転。電柱に衝突した。 女性主事は記憶がないとするが、県は店側への聞き取りや明細書の照合などを通じて飲酒運転の事実を確認した。発覚後自宅待機しており、県警が任意で捜査している。 男性技師は昨年7月3日午後8時ごろ、会津若松市の商業施設で女性のスカート内にスマホを差し入れ、動画を撮影しようとした。 男性技師は同年11月6日、県迷惑行為等防止条例違反(卑わいな行為の禁止)の疑いで会津若松署に逮捕され、不起訴処分となっている。県は過去の事例などに基づき、停職6カ月にしたと説明。技師は病気休暇中で、退職の意向は示していないという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加